やさしい透析医療

血液浄化センターからのご挨拶

透析室スタッフ

2011年4月に開所した透析センターです。同年5月には、血液浄化センターと名称を改め、透析を含めた総合的医療で患者様のケアを行う、岡山市東区の中核的透析センターを目指しております。入院・外来透析の随時対応、透析リハビリテーション、院内各科と連携をとり、患者様の社会生活の向上にむけた医療体制を整えております。理学療法士によるリハビリテーション、管理栄養士による栄養指導、看護師によるフットケア、臨床工学技士によるシャント超音波エコーなどを透析中にも行うことによって、患者様には有効的に透析時間を使っていただけるように工夫もしております。
また、透析患者様の大きな関心事の一つに、血管・血流の問題があります。栄養指導を含めた血液データの改善、シャント血管の定期的スクリーニング、シャント血管PTA治療、シャント以外の血管PTAやステント留置も含めた総合的なアプローチによって、血流の改善を図ります。

診療時間

診療時間
8:30~13:30
13:45~19:00
~22:30(※)

 ※夜間透析の開始時間はご相談下さい。

  • 透析室直通番号 086-238-2710

概要

透析ベッド数 35床(個室1床)
RO装置 JWS MIZシリーズ(日本ウォーターシステム)
透析装置 DCS-100NX(日機装) DCS-200Si(日機装)
透析通信システム FutureNetWeb+(日機装)
実施検査 採血 1回/2週間  胸部レントゲン 1回/1か月  心電図 1回/6か月
胸部CT・胃カメラ・検便・腹部エコー等は年に1回または必要時
全ての検査は院内での実施が可能です
その他 DSA装置 Veradius(PHILIPS)
保険 指定自立支援医療機関(更正医療)
生活保護法による指定医療機関

シャントPTA(経皮的血管形成術)

透析患者様のシャントを長く安心して使用していただくためPTA(経皮的血管形成術)の施術を行っております。先端にバルンのついたカテーテルを狭窄部位まで進め、バルンを膨らませ画像で血管が拡張したのを確認してカテーテルを抜きます。

円で囲った部分の血管が拡張されたのが確認できるかと思います。シャント部分の血管が狭窄したままだと十分な血流が得られず透析効率が落ち透析時間が長くなってしまいます。シャントPTAは時間も短く患者様に身体的負担が低く施術が可能です。

シャントエコー

患者様のシャント管理を強化するためにシャントエコーを定期的に行っております。エコーは非侵襲的な操作ですので、患者様には痛み無く簡単に検査をすることが出来ます。このエコーによって狭窄部位の特定や狭窄度合の確認、血流速や血管の走行などを評価しております。そこで、狭窄が見つかった場合にはシャントPTAを速やかに行えるように対応しております。

フットケア

看護師によるフットチェックとフットケアをおこなっております。足は非常に大切で、足の病気が元で痛みがあらわれ、感染が広がったり歩けなくなったりします。足に病変が出来ていないか確認するために定期的な足の観察・マッサージ・爪や胼胝の処置などが必要でこのような処置をフットケアと呼んでいます。

腹膜透析(Peritoneal Dialysis

診療体制

腹膜透析患者様には検査や、出口部の観察を行うために月に1回の外来受診をしていただいています。
岡山大学病院と連携しており、トラブルが起きた際にはスムーズな連携で治療を行います。

腹膜透析外来

診療時間
午前
午後

※外来日以外でも何かお困りの際には、スタッフが電話等で対応します。

血液検査 1回/月        
チューブ交換 1回/半年          
PET検査(腹膜平衡試験) 1回/年 ※当院ではFAST PET(簡易的なPET検査)を行います。
 透析効率が悪くなってきたときなどにも行う場合があります。
胸部レントゲン 1回/2カ月  


透析とリハビリテーション

透析患者様、特に高齢の患者様においては、透析のための長い臥床時間や活動範囲の縮小から、下肢の筋力が低下し歩行能力が維持できないことが多くあります。しかし、これから長い透析生活を充実させていくためには、体力の維持がとても大切になってきます。当院では、理学療法士を軸として、透析前後にリハビリテーションを行っています。筋力の維持だけでなく末梢の血液循環の改善や透析中の血圧の安定化にもつながっています。

看護業務

子育て中の看護師が多く、スタッフ間で協力して業務を行っています。院内保育もあり、子育て支援体制も整っているため、働きやすい環境になっています。

プライマリー制度をとっており、一人のナースが一貫して患者さんを受け持つことで患者さんのニーズに合わせてよりよい看護を提供しています。入院・転院・退院時も継続的にフォローされるように努めております。また、院内での情報共有のために医師、看護師、MSWなど多職種によるカンファレンスを週1回実施中です。

仕事風景