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コラム

院長のコラム第60回 北斗七星

ほのぼの明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち スバルはさざめく
無窮をゆびさす 北斗の針と
きらめき揺れつつ 星座はめぐる

今2月、空気は澄み星が最もきれいに見える季節です。
オリオン座は星座ですが、北斗七星は星座ではありません。
しかし、私もそうですが、皆さんも北斗七星の名は、子供の頃から知っており、最も身近な星座と思っていると思います。

北斗七星は、おおくま座の一部で、その背中から尻尾の部分にあたります。フライパンの形(柄杓)で、北極星(無窮)を探すのに一番役立つ星座(?)で、天空の道先案内人と言われてきました。

2月未明の空、天空を北に見て西の空に北斗七星はあります。柄から杓に移る部の星の輝きが弱く、2月以外では、私の視力が弱いためか、見えない日の方が多いのです。2月になると清浄な空気のお蔭でこの星を見ることが出来るようになり、柄杓の形を楽しめます。

毎年2月に起こる疑問があります。無窮(北極星)をゆびさす北斗の針は、西からまっすぐ東に向かい、その約5倍の線上に北極星があると言われています。しかし、私の目には北極星は微妙にずれ、針と一直線上には無いように見えます。何度見直しても少しずれています。皆さんの目ではどうでしょうか。
ぜひ寒さに耐えて、確認してみてください、星座を楽しみながら。

〈追伸〉
寒い夜、ゆっくりと深呼吸しながら、白い呼気を星に向かって息かけてみてください。
心が落ち着きます。