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院長のコラム第33回 一番搾り 岡山づくり

5月19日山陽新聞朝刊、≪雄町米で「一番搾り岡山づくり」本日発売 記念座談会≫の記事が、目に留まりました。米からビールを造る?麦からじゃーねえんか、と興味がわき一気に読みました。伊原木隆太岡山県知事、全農岡山県本部県本部長 白石康彦氏、岡山県酒造好適米協議会長 岩藤英彦氏、キリンビール(株)岡山工場醸造長 家村友也氏、4人の座談会です。

まず、一番搾りは私の好きなビールですが、考えてみると、「一番搾り」の意味が分かっていない。ウィキペディアによると、一番搾りとは、ビール業界の用語で、ビール製造時に、原料のもろみの自重だけで自然に流れだしてくる麦汁のこと。キリン一番搾り生ビールは、この一番搾り麦汁のみを使用しており、後述する二番搾り麦汁を使用していない。キリンビールによれば、これによって渋みが少なく、さっぱりとしたビールが製造できるという。
そうなんだ、それで美味しいんだと納得しました。

次に雄町米。岡山市雄町でとれる米で、日本酒を造る米としか思っていませんでしたが、これが由緒ある米でした。記事を紹介します。≪岡山県産雄町米は「山田錦」「五百万石」など多くの酒造好適米の祖先にあたる。1859年(安政6)年、現在の岡山市中区雄町の農家が偶然見つけ、選抜して栽培を始めたとされ、岡山県産が全国生産量の約95%を占めています。栽培の難しさなどから、各地の醸造家に“幻の酒米”と言われる貴重な雄町米。「一番搾り おかやまづくり」はその雄町米を惜しげもなくビールの醸造に使っています≫。
へー、そうだったのかと言う感じです。

商品名が「一番搾り 岡山づくり」と、キリンビールの商品名に初めて「岡山」の地名が入っています。「岡山」の名が入ると、嬉しく、愛着がわいてきます。
製法は記事からはわかりませんが、一番搾り製造過程の、ある段階で雄町米の風味?をビールに仕込むのかなーと思いました。一度製造工場に出かけ、見聞し、飲んでみたいと思います。
その前に、早速買い求め、味わいましょう。

<追伸1>
岡山づくりは微妙に甘く、飲みやすい感じです(飲み過ぎると、いつものことですが一緒です)

<追伸2>
キリンビール(株)から、お中元が届くかなー?