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コラム

院長のコラム第128回 久しぶりの公式行事―生(なま)の楽しさ

コロナ下で、大学、医師会関連の公式行事はほぼすべて中止、縮小となり、1昨年2月から、関係する公式行事はありませんでした。
学会等もまだまだ、Web開催です。
最近2つの医学関係の公式行事が開催され、参加しました。

一つは、6月4日、岡山医学同窓会、3年ぶりに、規模を縮小して開催されました。
新任教授2人の記念講演、そして結城賞、林原賞などの表彰式が行われました。
大きな教室に数十人の参加者、感染対策をしての開催でした。
久しぶりに、母校の生化学講堂で、講演を生(なま)で聴くことができました。

もう一つは、6月11日、岡山大学整形外科学教室開講記念会(プラザホテル)です。
記念講演『川崎医大 三谷教授 人工骨頭-大腿骨側の合併症』、そして新入医局員の紹介が組まれています。
当然のことですが、感染対策は徹底的に行われていました。
受付のあたりから、知った顔の人を見つけては挨拶を交わして会場に入り、着席し、講演を待ちます。
大会場に、数十人の聴衆です。
隣に後輩のN先生が来て『こんにちわ、ひさしぶり』の挨拶、心が和みます。
遠くの後輩にも(私がほぼ年長者でした)手をあげての無言の挨拶、嬉しいものです。
講演が始まりますと、講演内容に対して心の中で『へっえー!なんで?自分なら・・・、がんばってるな・・・』と生(なま)の反応、楽しくなりました。
3年間まとめての新入医局員の紹介、『がんばれよ』と思いました。
帰り際に、2人の大先輩にお会いでき『お互い元気で何よりです』と挨拶を交わすことができました。

『人と直接会い、話し、肌で感じる』 なんと楽しいこと、なんと有難いことかと、痛感しました。

<追伸>
どちらの会も懇親会なし、仕方がありません。
感染の心配もなく酒を酌み交わす日々は、まだまだ先でしょうが、『必ず来る』と信じて、進みたいと思います。