お知らせ

コラム

院長のコラム第130回 人のめぐり逢いー清宮 サヨナラホームラン

清宮選手が7月26日のオールスター戦でサヨナラホームラン、インタビューでビッグボスに感謝。

ビッグボスの談話は「おめでとう。あそこで回ってくる星をモッてる選手。あそこで打てる実力のある選手。彼の人生において大きな自信となった1日となったはず。ダイエットさせてなかったらレフトフライだった」と祝福を寄せています。

電撃的な新庄の日本ハム監督就任、秋季キャンプで清宮に『痩せたほうが、もてるよ。かっこいいよ』と言ったことから始まりました(その時点での彼の返事は「太っているほうが球は飛ぶ」でした)。
しかし、素直に、トレーニングで『体を絞る』ことを実践、春季キャンプ開始時点では見違えるほど体を絞っているのを見て『びっくり』密かに期待していました。
オープン戦、走塁で走る姿を見て『今年はやるかもしれない』と思えるようになりました。
『どたどた走り』から『少しばかり、加速のある走り』に変わっていたからです。

『加速のある走り』を実感した例として、私が見た江川選手の話をします。
巨人に『空白の一日』で入団した、春のオープン戦の時です。
岡山県営球場で見ることができました。
彼は1年間のブランクがありましたから、相当太っていました。
私の予想は『どたどた走り』。
予想は見事に外れました。
外野を走る彼の姿は、まさに『体幹のぶれない、加速のある走り』でした。
『これなら、球がゆくわ』と思いました。

清宮選手、ビッグボス新庄に監督が代わり、今までの自分を捨て、新しい道に入っていると思います。
ビッグボスが言うように、もともと素質のある選手です。
益々体を鍛え、ホームラン王を目指してほしいと思っています。

<追伸>
それにしても『人のめぐり逢い』は運命?