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コラム

院長のコラム第106回 スポーツの底力

令和2年7月豪雨、そして、この度の豪雨に被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

さて、新型コロナウイルスの感染拡大が起きています。7月28日現在、東京266、大阪155、愛知110、全国で981、2次感染が来たとの意見もでてきています。東京都は感染警戒レベルを最も深刻な「感染拡大特別警報」に引き上げました。都市部から地方に感染が拡がった一次感染の経験からすれば、「不要・不急の移動自粛要請」は当然のことと思います。先行きの見えない、重い空気の中でも、生活は進んでゆきます。感染予防の原点「3密を避ける」「手洗い、うがいの励行」「不要・不急の外出の自粛」等に立ち返り、緊張感をもって努力・進むしかないと思います。

さて感染が拡がる中、1つの新聞記事が心に残りました。
スポーツニッポン 7月30日【金子達仁の春夏シュート】です。紹介します。
「名古屋の選手からコロナ陽性反応が検出され、先週末の広島隊名古屋戦が中止になってしまった。自分たちの立っているのが、実は薄い氷の上だったと思い知らされた気分だった。・・・・・・・・・・・・・。言うまでもなく、感染は恥でもなければ罪でもない。そのことは重々承知していながら、なぜか“単なる不運”で片づけられない自分がいる。だからこそ、薄い氷の上でプレーしているチームは、」幸いにして割れずに立っていることのできるチームは割れてしまったチームに寄り添う姿勢を見せてほしい。ともすれば感染者を穢れのように扱いがちな日本社会に、そうではない価値観を示してほしい。・・・・・・・・・・・・。ここはひとつ、感染者を排除するのでなく、仲間として見守る姿勢を社会と世界に先駆けて訴えてくれれば、と思う。・・・・」
東日本大震災の時、プロ野球・楽天・嶋選手【見せましょう、野球の底力を】の言葉を思い出しました。

今、プロ野球、サッカーJリーグ、大相撲などスポーツが再開され、行われています。スポーツが困難を乗り越えて、国民に勇気と希望を与え続けてほしいと願っています。